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晴れの日には勢いよくコロコロと転がるボールも、雨の日、路面が濡れている状態では失速も早くあまり遠くまで転がってくれません。 これは水面から離れようとするボールに対し表面張力が働くなど転がり抵抗が大きくなるからと考えられており、、
ん? それじゃあクルマも同じく抵抗が大きくなり、(しかもタイヤは4本もありますし) ついでに結果として燃費も悪くなるのでは?
ちょっと色々と実験&検証してみました。
※ なお、計測車両は箱型のミニバンタイプです。
※ 測定結果などはあくまで参考値です。 車種や天候、様々な要素によって数値は変わってくるおそれがあり、その辺りは予めご理解頂いた上でご参照等願います。
実験は、そこそこ勾配のある下り坂を停止状態から惰性だけで発進させ(ギアは5速MT車でニュートラル測定)、、 測定地点通過時にスピードが何キロ出ているのか? といった単純なもの。
これを雨の日と晴れの日で検証。
もしタイヤへの抵抗が大きく影響しているなら地点スピードに違いが見られ、もちろん燃費への影響も十分に考えられるでしょう。
乾燥路面での地点スピードを ”プラスマイナス・ゼロ” とした場合---
@ 乾燥路面 ±0
A 雨天路面 -5km/h
やはりかなりの抵抗を受けている様子。
もちろん、これだけ抵抗があるなら かなりの燃費低下も十分考えられるのではないでしょうか。(雨天時、晴天時と同じ速度を出そうとした場合・・ その-5km/h分多くアクセルを踏み込まないといけないですから)
これについては、雨は変則的でさすがにタイミング的にデータ収集は難しく、また部分的なものなので数値として表すことはかなり難しいのですが・・
おそらくリッター2km以上は変わってくるのではないでしょうか?
根拠の前提として〜 同じような実験で ”ウインドウ全開テスト” を行った際に、時速2キロの差でおおよそリッター1kmは変わってくるのでは? という結論になったことから、今回はその2.5倍の差・・ つまり少なくともリッター2kmくらいまで影響を受けるのではないかと思われ。。
いかがでしょうか。
まあもし機会があれば、実際に実測してみたいと思いますが、
とまあ今回は以上、こんな感じまでに
ガソリン代倹約のため出来ることアレコレ